今回は、関東実業団連盟の理事をされている東京港区役所少林寺拳法部 橋本部長の龍華拳・切小手を紹介いたします。

龍華拳 切小手
東京港区役所少林寺拳法部 橋本佳子 部長 大拳士五段

この技への思い、コツ 投げ技のような派手さは無いですが、好きな技です。
相手の手と自分の手が同じように掛かっているので、モタモタしていると、切小手をかけるつもりが自分が掛けられてしまい、スリル満点で面白いと思います。
上手く掛ける事が出来るようになれば、女性でも体格の良い男性が倒すことが出来るのが、少林寺拳法の技の優れている点だと思います。
掛けるときは、他の技にも言えることですが、「手先で掛けない」「身体のそばで掛ける」ことです。切小手の形に手を掛けた後は、手で切ろうとはせずに、身体の捻転を利用して掛けるようにしています。


入会の時期、動機 港区役所に就職した翌年に、二部大学にも通うようになり、帰宅が午後10時〜11時といった生活になりました。帰りの電車はお酒を飲んだ帰りの人が多く、酔客に絡まれることが度々有り、同僚に少林寺拳法の拳士がいたため、「護身術を教えて」と見学に行ったのがきっかけでした。その後、「少林寺拳法奥義」などの本を読み、開祖の教えのすばらしさに共感し、入門をしました。
当初は、稽古に出るのは大学の夏・冬の長期休暇だけでしたので、初代支部長の石井宏明先生も、まさか、私がこんなに続けるとは思っておられなかったようです。

少林寺拳法を続けていて良かったと思うこと 一番良かったと思う事は、老若男女、職業も様々な人と出会えたことです。
仲間が出来、仲間と語り合う事で、いろいろな立場からの物の見方・考え方を知ることが出来るのは、非常に勉強になります。
また、少林寺拳法を始めたきっかけである護身の役に立ったこともあります。
20代の頃ですが、夜道を歩いていて痴漢に遭い、とっさに構えたところ、痴漢が脱兎のごとく逃げて行ったのです。もちろん、このような危険に遭わないで済めば良いのですが、遭ってしまった場合に、被害を少なくする方法を身につけていることは、大切だし良かったと思います。

部運営で心がけていること 公務員といえども、残業することが常態となっている職場が多くあります。また、子育てや介護で練習に出られない部員も多くいます。
なかなか練習に出られない部員やしばらく休んでいた部員にも、練習に出やすい環境や雰囲気をつくるよう、心がけております。

2011年1月31日掲載