根本武美
Takemi Nemoto
第7代 関東実業団少林寺拳法連盟理事長

JFE千葉少林寺拳法部 部長
人を活かして、仲間を増やす
 〜少林寺拳法創始者宗道臣生誕100年記念 2012年関東実業団大会によせて〜

「少林寺拳法創始者宗道臣誕生100年記念 2012年少林寺拳法関東実業団大会」が関係各位のご理解とご協力のもと無事開催できますことに心より感謝いたします。

昨年3月11日に東日本大震災が発生してから1年以上が経ちますが、復興までの道のりはなお遠く、現地はまだまだ支援が必要な状況です。今我々が為すべき事は「半ばは自己の幸せを、半ばは他人(ひと)の幸せを」という開祖の志を実践し続ける事です。昨年の大会で皆様からお預かりした貴重な義援金は、現地のボランティア団体と連携し、数回に分けてその時期その時期のニーズに合わせた物資支援に充てさせていただいております。皆様のご協力に熱く御礼申し上げます。本大会でも引き続き復興支援チャリティー募金を実施いたします。何卒皆様の今一度のご協力をお願い致します。

実業団連盟は少林寺拳法の普及と発展に資するため様々な挑戦を続けています。そのひとつが全日本実業団支部(仮称)の設立です。これは2年前に一般財団法人少林寺拳法連盟新井会長から託された構想です。また、近年急速に進んだ雇用の流動化に対応する施策であるとともに、将来勤務先の会社内に実業団支部設立を希望する若手指導者を育成する施策とも言えます。まだまだ途に就いたばかりで手探りの状態ですが、東海・関西実業団連盟とも力を合わせ全力で実現を目指していきます。関東連絡協議会をはじめ皆様のご理解とご支援をよろしくお願い致します。

本大会では上位入賞者の中から、12月に神奈川県で開催される全国大会に出場する拳士が選ばれます。出場される拳士の皆様は、全国大会への可能性を胸に気迫と渾身の演武をご披露ください。また当大会では昨年より新たに「自他共楽の部」を設けました。この「自他共楽の部」は少林寺拳法の教えを表現する新たな試みとして、競技ではなく修練発表の場として育てていきたいと考えています。今年はその評価方法を進化させました。今後も拳士一人ひとりの修行環境の充実に努めることで、人を活かして、仲間を増やし続けていきたいと思います。

最後となりましたが、本大会の成功と東日本大震災の一日も早い復興を祈念し、私の挨拶とさせていただきます。

合掌

2012年 6月30日
全日本実業団少林寺拳法 理事長 根本武美